汀幼稚園について
園長あいさつ

汀幼稚園 園長
柳原富枝
当園が子どもたちの人生のよき土台作りの場となるよう願いを込めて。
幼児の盛んな活動力、鋭敏な感覚、探求心、研究心、逞しい自我は子ども時代ならではのものです。子どもとして十分に生きてこそ、しっかりとした人生の土台となると考えています。速い速度で変わっていく時代だからこそ、「家族の大切さや友だちとの結びつき」など、見えないものや、人と人との変わらない心の結びつきが一層大事になってきます。
当園はそれを身につける場所としての役割を果たすことが出来るよう、キリスト教の愛の精神のもと、努めています。子どもたちが自分の居場所をみつけ、いこいの「みぎわ」となりますよう、一人一人を大切に保育にあたっています。
聖書には「成長させてくださるのは神です」という言葉がありますが、私たちひとりひとりには、素晴らしい能力が与えられています。汀の子どもたちには、たくさん遊びこんでお互いを思いやりながら、仲間と一緒に生きていく術を身につけて成長して欲しいと願っています。たくさんの人に愛され、守られているという安心感の中で自信をもって過ごしてほしいと思います。
未来を担う子どもたちが心も体も健やかに育ちますよう、私たち保育者はその良き添え木となり、見守っていきます。そしてみんなが「汀に帰る」といった気持ちを持てる場所として末永くあり続けたいと願っています。
汀の歴史
沿革
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1949(昭和24)年
福岡バプテスト教会によって、現在地(荒戸)に「福岡バプテスト教会付属汀保育園」として発足
創設者の三善敏夫が初代園長就任(当時福岡バプテスト教会牧師及び西南学院教職)
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1953(昭和28)年
「福岡バプテスト教会付属幼稚園」と改称
その後、私立幼稚園の認可を受け、園長である三善敏夫が理事長就任
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1957(昭和32)年
学校法人立に改組となり「学校法人 汀幼稚園」と改称
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1972(昭和47)年
三年保育を開始
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2012(平成24)年~2013(平成25)年
園舎増改築リノベーション開始及び完了、同時に各保育室に見守りカメラ設置
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2014(平成26)年
保育園部分2歳児クラス「ことり組」開設
(福岡市による単年度長期預かり事業制度導入)
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2015(平成27)年
幼稚園型認定こども園に移行(保育園部分の2~5歳児を受け入れ)
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2024(令和6)年
幼稚園部分プレ保育2歳児クラス「にじ組」開設
建学の精神

創設者
初代園長 三善 敏夫
建学の精神は「感恩奉仕」です。(初代園長の三善敏夫の言葉)
神様の限りないお恵み、温かい親心、友人への思いやり、こうした目に見えない神と人とのつながりを子ども心に目覚めさせたいとの思いを込めて毎日の保育にあたります。
教育理念・方針
教育理念
本園では、聖書の示す人間観に基づき『神の恵みを感謝し、人を愛し、平和を願い、明るく元気な子どもを育て、一人一人の人格を重んじる教育』を心がけています。
教育方針
●キリスト教の精神を基に、優しい思いやりの心を根付かせる
●子どもたちの心に寄り添い、一人一人の存在を尊重する
●自発的な遊びを大切にし、想像力、表現力、独創性を育てる
私たち汀幼稚園教職員は、これらを心に留めて子どもたち一人一人を大切に思いながら保育をしています。
制服について

創設者 三善敏夫の妻である、汀の初代教諭、三善うた(東京女子美術専門学校 日本刺繍科卒 西南女学院教諭)が、「こりにこって考案した」もので、制服、制帽は当初から好評で、園児や保護者たちのあこがれの服装でした。制服に施された園章も、「目立たないけれども、品位のある花」として慕われている「なでしこ」の花を、汀のイメージとして選びました。